京都で宴会が楽しめる場所はココ!座敷のあるホテルや宿を紹介!

京都は、日本の伝統や文化が楽しめるとあって、これまでに多くの人々を魅了してきました。そして、座敷での宴会は、日本で昔から親しまれてきたスタイルでもあります。しかしながら、宴会場を持つホテルや宿であればどこでも、座敷スタイルの宴会が楽しめるという訳ではありません。

ここでは、京都で座敷スタイルの宴会を楽しめるホテルや宿を紹介していきます。

花園会館

花園会館は、京都市右京区花園にあるホテルです。JR嵯峨野線花園駅から徒歩7分のところに位置しており、アクセス面も抜群です。臨済宗妙心寺派のお寺のホテルでもあり、禅の落ち着きが感じられる、風情のある佇まいを特徴としています。

四季折々の豊かな自然が楽しめるため、日常の喧騒から離れ、ゆったりと過ごせるでしょう。花園会館には駐車場も完備されているため、大型バスで訪れることも可能です。宴会場は、洋間スタイルの教化ホール、そして、畳敷きスタイルの伝道室という二種類があります。

教化ホールは341平米あり、300名まで収容可能なため、会議や展示会などとして使われることもあります。また、円卓スタイルにすることで宴会にもぴったりな空間にすることが可能です。円卓の場合は、最大144名まで収容できるため、大人数で利用したい際に最適でしょう。

一方、伝道室は72帖もの広々とした空間となっており、36帖ずつに分けて使うことも可能です。床の間には和のしつらえが施されており、落ち着いた和の雰囲気が堪能できます。宴会に最適なお食事形式のレイアウトにした場合は、それぞれ40名、合計最大80名まで収容することができます。

座卓と座布団を並べたスタイルはもちろん、畳用のイスや机を用いたスタイルでも利用できるようになっています。

京都・嵐山ご清遊の宿らんざん

嵐山の渡月橋に近く、観光も楽しめる場所に立地している宿です。まるで邸宅のような落ち着いた佇まいとなっており、ゆったりと過ごせるでしょう。中庭には四季折々の美しい風景が広がっており、訪れる度に新たな魅力を感じられます。

らんざんへは、京福嵐山駅から徒歩5分、JR嵯峨嵐山駅、阪急嵐山駅からは徒歩15分のため、電車でアクセスする場合でも問題ありません。宴会場は、桂川、嵯峨野、そして小倉山という三種類があります。

桂川は洋間スタイルとなっており、162平米もある広々とした空間のため、最大70名まで収容することが可能です。

窓からは雄大な桂川の景色が楽しめる、贅沢な空間でもあります。小倉山も、テーブルとイスを用いる洋間スタイルです。33平米で、最大収容人数12名のため、小グループで利用したい際に最適でしょう。

障子の向こう側には、風情のある中庭を臨むことができます。

一方、嵯峨野は畳敷きのため、座敷スタイルの宴会を楽しめます。床の間のしつらえや、窓から見える中庭の景色は、会場をより一層風情のある空間にしてくれるでしょう。48帖あるため、64名まで収容することが可能です。

なお、らんざんでは、旬の食材を使った、京都ならではの食事を提供しています。見た目にもこだわり、美しさを追求したものばかりです。嵐山の四季を、五感を通して楽しむことができるでしょう。

京湯元ハトヤ瑞鳳閣

京湯元ハトヤ瑞鳳閣は、JR京都駅、近鉄京都駅から徒歩5分という、アクセス面が抜群の場所に位置しています。地下鉄烏丸線京都駅からも徒歩7分程度となっており、様々な路線からアクセスすることが可能です。京湯元ハトヤ瑞鳳閣が開業したのは昭和25年で、70年以上の歴史を持っています。

その後、何度かの建替を経て、2014年に和のホテルとしてリニューアルオープンしました。アートと温泉、京情緒が楽しめる場所として、この地を訪れる人々におもてなしを提供しています。ここには、瑞鳳閣の間と、鳩の間という二つの宴会場があります。

瑞鳳閣の間は、洋間スタイルで、様々なシーンに対応できる空間です。348平米の広さを持ち、円卓にした場合は最大136名まで収容することができます。デザイン性の高い天井と、華やかな内装によって、贅沢な雰囲気が醸し出されています。

一方、鳩の間は琉球畳が敷き詰められた和の空間で、広さは130平米です。折り上げ天井に柔らかく広がる間接照明の光や、広々とした床の間に施された和のしつらえなどによって、上質さや趣が感じられる空間となっています。

鳩の間は、畳用のイスと机を用いるスタイルです。流しのレイアウトにした場合は最大70名まで、ロの字のレイアウトの場合は最大40名まで収容可能です。

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ホテル京都エミナース

2つの源泉と9種類のお風呂が楽しめるホテルです。京都市西京区に位置しており、JR桂川駅、阪急洛西口駅からは無料のシャトルバスが運行しています。宴会場は、大ホールの他、宴会場大、中、小と様々な種類があり、宴会の規模に合わせて最適な空間を選ぶことが可能です。

その中で、座敷タイプの宴会場は二種類あります。まず一つ目は、嵐山という中規模の宴会場です。152平米あるため、流しのレイアウトにした場合、96名まで収容することができます。もう一つは、嵯峨という名称の宴会場です。

32平米で、最大収容人数10名までとなっているため、小規模な宴会をする際に最適でしょう。また、ホテル京都エミナースでは、マイクやカラオケなどの音響、演出設備のレンタル品も充実しています。食事だけではなく、様々なイベントごとも企画したい場合に、便利な場所だと言えるでしょう。

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座敷での宴会を検討する際のポイント

座敷スタイルで宴会を計画する際は、いくつかのポイントに注意する必要があります。まずは、立地です。旅行や宿泊研修などを兼ねている場合は、参加者に負担をかけないよう、アクセス面で問題がないか検討するようにしましょう。

大型バスなどで訪れる場合は、駐車場が利用できるかあらかじめ確認しておくことも必要です。また、座敷で宴会を行う場合は、畳用のイスや机を用いるスタイルと、座卓と座布団を用いるスタイルがあります。会場によっては、どちらかのスタイルしか設定していない場合も少なくありません。

希望のスタイルがある場合は、事前にチェックしておくと安心です。

座敷スタイルの宴会でゆったり楽しもう

座敷では靴を脱いで過ごせるため、リラックスした状態でのんびりと過ごすことができます。仲間との親睦を深めるためにも、ぴったりな空間だと言えるでしょう。京都では、座敷スタイルの宴会ができるホテルや宿がいくつもあります。

由緒ある歴史を持つ京都で、座敷スタイルの宴会を開催し、日本の伝統と文化を感じてみてはいかがでしょうか。